駒田研究員のフォアハンドボレーについて
今回は自分のフォアハンドボレーについてレポートします。
みんラボホームページのコンテンツ撮りの合間に、自分がボレーを打っている姿を撮ってもらったところ… ”太ったこと”以外で気になったことがあります^^;
それは、自分のフォアハンドボレーが非常に丁寧に見えることです。
選手の頃よりコンパクトになったような気がするのは、コーチになって省エネになったからなのでしょうか^^;
まずは、動画を見てください。
この動画から連続写真の映像を切り取って、4つのポイントを取り上げてみました。 まず1つ目は、目と手の距離が一定であることです。 目から手の位置を黄色い線で結んで、その線の長さを測ってみましたが、ほとんど変わらないことが分かりました。
これは意外です。ジュニアの頃は、目とラケットフェイスを近づけたら当たりやすいのではないかと思い、意識したことはありましたが、最終的には自由度の高い感覚が好きな私は、目とラケットフェイスの距離を自由に変えて打つことを選びました。
そのため、目と手の距離を一定にすることを意識したことはありません。
それなのに、結果的に目と手の距離を一定に保ってボレーしているところを見ると、やはり正確に面にボールを当てるために、目と身体の一部を一体化して感覚を維持しているんですね!
目の大切さを再確認しました。
皆さんもボールの見方を大切にしてください。
2つ目は、スプリットステップの着地の時点でテイクバックが始まってることです。(動画をよ〜く見てもらうと分かります)
自分の感覚だと、相手が打つ瞬間にボールの来る方向が分かる感覚があります。知らず知らずのうちに予測してテイクバックを始めているということです。
大事なことは、”反対に来ることもありますが、私のテイクバックは上半身を少し捻って腕を倒すだけなので、【参考レッスン動画:駒田政史のミドルボレー】
テイクバックと反対にボールが来た場合でも、腕を反対側に出すことが容易にできます”
このテクニックがあるため逆をつかれることへの不安が無く、思い切って予測することができているのです。
3つ目は、テイクバックをした時に肘の位置を後ろに引いていないことです。
これは反応スピードを上げるためにも、攻撃的なボレー(より前でインパクト)をするためにも非常に重要です。
4つ目は、テイクバック~インパクト~フォロースルーまでの間、面の向きとスイングの方向が狙った方向に直線的に動いていることです。
安定させるためには、打ちたい方向に面を向けて、打ちたい方向にラケットを動かすという当たり前のことが、重要です。
今回は、続けるボレーを打っている映像でしたので、ミスをしないことをテーマとしたボレーの参考になると思います。
今回お伝えした4つのことについては、今後レッスン動画で練習方法を紹介していきたいと思います。
興味のある方は、ご期待ください^_^
今よりもっと楽しく、
みんラボ研究員駒田政史のボレーについてのレポートでした^_^