ラファエル・ナダルのリターンのコツ

今日はナダル本人がリターンについて語っている内容について説明したいと思います。
(100%翻訳しているわけではありません。翻訳はみんラボ研究員サムエルが担当します)
翻訳してみたのは、下記の動画です。

サムエル研究員に内容を聞いてみました。

ラファエル・ナダル本人のコメント

私の場合、相手のコースを読んでポジションをとります。
相手の構え、癖、サーブのスピードによって自分のポジションも変えます。
選手によって分かりやすい選手、分かりにくい選手がいますが、速いサーブに対しては返すことだけを意識しています。
そのため2~3m後ろに下がって打つこともあります。下がった場合は前に踏み込んで打つこともできます。
スイングをコンパクトにして、次のモーションに早く入れるようにする方法が自分が最もよいと思っている方法です。
また、自分の調子(ラケットにボールが当たる感覚)によってポジションを変えます。
調子の悪い時(自信のない時は)は後ろに構え、調子の良い時はどんどん前に構えます。
また、直感的にサーブが来そうな場所に構えます。(運もあります)
攻撃できる時はどんどん前に入ります。攻撃できない時は後ろに下がります。
セカンドサーブに対しては、バリエーションが少ないため、フォアハンドで打てるポジションを探します。ただ、セカンドサーブでもバリエーションが多い人に対しては下がります。
構えは低く構えることで、リターンによりパワーを出すことができますし、重心を低くした方がより動けます。
グリップの持ち方は人それぞれですが、自分の場合は左手をグリップの一番上の部分を持つことが一番早く引けます。これも、自分が最も早く引ける持ち方を探すべきです。
私はリターンもスイングするように心掛けていますが、触れない時はブロックリターンも使います。

感想

とにかく返球することを目標にして工夫することが伝わってくるコメントですが、ナダル本人のコメントだけに説得力があります。
印象的なコメントは、その日の感覚や直感によっていつもポジションを変えているところです。やはり、どんなレベルになっても今日できるベストを尽くすための工夫が大事なんですね!
是非皆さんも、ミスを減らし、なおかつできる限り良いリターンができるための、ポジション、構え方、テイクバックなどを工夫してみてください。

今よりもっと楽しく、

みんラボ研究員駒田政史の”ラファエル ナダルのリターンレッスン”でした^_^

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